冬将軍到来・・・

(記・2008年11月24日)

一ヶ月近く私たちを楽しませてくれた紅葉もすっかり葉が落ちてしまいました。
先日、本格的な降雪がありましたが、まだ地熱の蓄えによりその日のうちに初雪は消えてしまいました。
寒くなりました。愈々冬です・・・。
人で溢れ返っていたの日々の境内が、まるで嘘のような静けさです。
今シーズンは昨年の1.5倍(約4万5千人)の方々が全国より参拝してくださいました。
急激な参拝者の増加で諸々、行き届かなかった事を反省しております。よりよき体制でお迎えできるよう検討致します。
来春、ドウダンツツジの花が咲く頃に春の拝観を行ないます。
それまで暫し、観光はひと休みです。皆様のご参拝をお待ち申し上げます。

* * *

昨年は全くといってよいほど見つけることが出来なかった『オハツキ』。今年は豊作でした。あちらこちらから、『あった~!』と言う歓声が上がり、思わず私も微笑んでしまいます。
皆さん。信じないかも知れませんが、本当に『子授け』『子宝』のお守りですよ。
今年も何人もの方から「お蔭様で授かりました。」「無事に、元気に誕生しました。」「お礼参りに来ました。」との、嬉しい報告を受けましたよ。

紅葉情報 No.4(11/12現在)

(記・2008年11月13日)

今年の霊松寺紅葉もいよいよ最終章を迎えました。一日一日秋が深まり、暦の上では『冬』となりました。
11月12日の朝は今季一番の冷え込みでした。
車のウィンドーには霜が貼り付き、しばらく暖気をせねば溶けなかった程です。
松本で2℃だそうですから、大町や霊松寺では氷点下であったかも知れません。
さて、今年の紅葉の総括です。

 紅葉の期間が大変長かった。早くから色づき始め予定より1週間早く観光対応をし、1週間延長して今日を迎えています。
 木達が元気。よって葉っぱも丈夫。大変美しい紅葉でした。大霜で一斉に落葉するはずのオハツキイチョウの葉が落ちない。
 オハツキが今年は豊作です。昨年は全くと言ってよいほど見つけられませんでした。2~3日中には完全に落葉するでしょうから『子宝祈願』のかたは、是非ともご参拝下さい。

☆ 秋の内部拝観 11月16日(日)まで延長しております。
冷え込みが強くなっております。防寒対策をして御参拝下さい。

紅葉情報 No.3(11/2現在)

(記・2008年11月3日)

霊松寺の紅葉がピークを迎えました。
毎日全国から大勢の参拝者で賑わっております。黄・赤・オレンジ・緑の色彩のハーモニーをお楽しみ下さい。
今週一杯が見頃と思われます。お早目にお出かけ下さい。
『オハツキ』を手に入れたい方は、落葉してからお越しいただくと宜しいかと存じます。
本年の『オハツキ』の発生率は平年並ですので、比較的容易に見つかることと思われます。ライブカメラで落葉の様子を見ることが出来ます。

駐車場大混雑で大変ご不便を掛けますが、譲り合いのお気持ちで御参拝下さい。
対向車には充分気をつけて、スピードは控えめで・・・。

(写真左:恒例の影武者さんのコンサートです。今回は、紅葉に囲まれた大町市街一望の鐘楼にて行ないました。)
(写真上:オハツキイチョウとドウダンツツジの見事な色彩のハーモニー。今が見頃です。大霜が降りた早朝、一面黄色の絨毯となります。)

紅葉情報 No.2(10/26現在)

(記・2008年10月27日)

一気に紅葉が、里に下りてきました。
市街地から見ると鐘楼の周辺の広葉樹が美しく錦を織り成しています。美しい・・・。
本堂周辺、鐘楼、霊松寺境内・池の周辺の色づきが大変美しくなっております。
特に、カエデのグラデーションが絶品です。
山門周辺のドウダンツツジとオハツキイチョウがこれからピークを迎えます。
10月26日朝、チラチラと白いものが舞いました。
今年は冬が駆け足の様です。
紅葉も昨年より7日から10日早いようです。
参道は広くなったとは言え、カーブが多く見通しが悪くなっております。対向車にご注意の上、スピードは控えめに・・・。
(写真上:市街地からみた鐘楼。鐘楼右に黄色く見えるのがオハツキイチョウ。)

(写真左:霊松寺の対面(北アルプス側)にある大町温泉郷周辺の様子。ほぼ同じ標高(約900m)であるが、紅葉は一歩進んでいる。)
(写真右:池周辺の様子。一番早くピークを迎えるドウダンツツジ。色鮮やかで、目が痛い程です。)

紅葉情報 No.1(10/12現在)

(記・2008年10月13日)

紅葉が始まりました。昨年は木の種類により順々に紅葉をしていたのですが、今年は、気候不順の為かバラバラに紅葉し始めました。
同じ境内の中でも大きく差が出ています。

(写真左上:鐘楼前。ご覧のとおり既に紅葉しております。)
(写真右上:池周辺。山内で一番早く紅葉するところですが現在の状況です。)

(写真左下:境内駐車場。かなり紅葉が進んでおります。見頃はもうしばらく先です。)
(写真右下:山門周辺。見頃はまだ先です。オハツキイチョウも色づき始めました。山門周辺の紅葉状況は、ライブカメラでもご確認下さい。)

内部拝観の日程が決まりました

(記・2008年10月2日)

気候不順により紅葉時期を見定める事が出来ませんでしたが、本年の秋の内部拝観の日程が決まりました。
● 期日:
 平成20年10月19日(日)~11月9日(日)
 (紅葉状況により延長の可能性あり)
● 拝観時間:
 午前9時30分~午後3時30分
 時間外の拝観希望の方は、あらかじめ寺務所へご一報下さい。電話:0261(22)0377
● 拝観内容: 住職他、観光ボランティアスタッフによる本堂・庫裡内の案内等
● 拝観料: 頂いておりません。お気持ちは賽銭箱へ・・・。
● 交通案内: 要所に看板掲示を致します。(現在準備中。近々HP上にて紹介)
● 紅葉情報: 随時、当HPにて紹介。ライブカメラ『山門』をご参照下さい。
● その他: 
 ・本年は紅葉ピーク時には大混雑が予想されます。案内掲示に従って下さい。
 ・乗用車: 鐘楼前広場に白線に従って駐車下さい。鐘楼前から『順路』表示により徒歩にて境内まで約150m。もし高齢者・身障者の方が同乗の場合は、従来通り境内駐車場までお入り下さい。
 ・大型観光バス: 鐘楼前広場にて降車。『順路』表示に従いお進み下さい。広場の転回表示のある所で方向転換下さい。ピーク時にはバス同士譲り合って駐車スペースを確保してください。
 【写真】檀家総出の草刈り後の防災訓練。観光受け入れ準備着々と・・・。

イベント情報

(記・2008年10月2日)

■ 第39回 KARYOVINチャリティーコンサート
 『a break of the concert コンサートの休憩』


開催日時: 平成20年10月10日(金) 午後6時30分開演 午後6時開場
開催会場: 霊松寺研修会館KARYOVIN 大町市白塩町 0261(22)0377
会費: 1,000円
趣旨: 当日会費、バザー売上金、篤志寄付金全額を(社)シャンティ国際ボランティア会『こども基金』(戦争・災害被災のこどもたちの生活環境・教育基金)に寄託いたします。
内容: お話と音楽の二重奏として
 ・『雪うさぎの約束』(初演)
 ・『葉っぱのフレディー』
 のほか、クラリネットとピアノ、メゾソプラノ独唱などの演奏
出演者: 野沢 和弘、戸田 竜太郎(クラリネット)
 北澤 滋麻、唐澤 英理子、伊東 理恵子(ピアノ)
 栗林 さとし(朗読)
主催: 霊松寺

■ 第2回 澄み渡る風の秋に響く弦のコンサ-ト
開催日時: 平成20年10月18日(土) 午後1時30分開演
開催会場: 霊松寺本堂
プログラム: 京極流箏曲:裾野、紅梅、おもひで、待ちごころ、初夏草心抄
 都山流:都山流本曲 紅葉、鹿の遠音、ハープ(曲目未定)
出演者: 京極流箏曲三代目:和田 一久
 ハープ:小倉 知香子(ハープセラピスト)
主催: アルプの会、京極流箏曲を応援する会

■ 鷹狩山・霊松寺 紅葉トレッキング
開催日時: 平成20年11月2日(日)小雨決行
受付: 午前8時30分~9時 大町山岳博物館前
解散: 午後3時予定
参加費: 中学生以上 1,000円
 小学生 500円(保険料込)
募集人員: 100名(定員になり次第、或いは10月30日にて締切)
お問い合わせ先: 大町市観光協会に電話にて。0261(22)0190
主催: 大町市イベント実行委員会

若葉の緑と、ドウダンツツジの花が美しい・・・内部拝観18日迄です。

(記・2008年5月13日)

桜が咲きおわると、ドウダンツツジが可憐な姿を見せます。
今が満開です。白い花と新緑の緑が混ざり合い、独特の色合いを見せています。
おそらく日本広しと言えども、これだけの本数と大きさのドウダンツツジの花の満開は、霊松寺でしか見ることが出来ないでしょう。5月20日過ぎまでが見頃です。
恒例の『春の内部拝観』は5月18日(日)迄です。
期間が過ぎましたら境内散策をお楽しみ下さい。
事前にご予定がお分かりの団体等の方は、事前に寺務所へお申し込み下さい。法務日程と調整して対応いたします。霊松寺寺務所 0261(22)0377までお問い合わせ下さい。

『影武者』奉納コンサート開催

(記・2008年5月3日)

桜満開の昭和の日(4月29日)に、春・秋の観光シーズンに大変お世話になっている『影武者』さんのコンサートが霊松寺本堂において開催されました。
いつもは、山門の下にて音楽を奏で、観光参拝の皆さんを楽しませ下さいますが、今回は、住職より『是非とも本堂内で本尊様に奉納演奏を・・・』との強い希望から実現したものです。
多くの『影武者』ファンと共に約2時間楽しませて頂きました。

桜 満開です。

(記・2008年5月3日)

霊松寺も長い冬からようやく春爛漫の季節を迎えました。
梅も桜も水仙も・・・多少の差はあっても一斉に花開きます。
まさに花盛りの感がいたします。
5月1日現在、梅は満開ピーク過ぎ、ソメイヨシノは満開ピークを少し過ぎ、シダレザクラは、満開。(今年は花の量が多いように感じます。)枝垂れ八重桜は、これから満開になろうかと言うところです。
連休後半、5月3日より18日まで『春の観光』(内部拝観)が始まります。
どうぞ御参拝ください。

春の観光(内部拝観)日程が決まりました

(記・2008年4月17日)

長い冬が明け、春の遅い信州にもその気配を感じる様になってきました。春の観光シーズンを控え、諸準備に追われる毎日です。春の日差しの中、是非、霊松寺へ御参拝下さい。
本堂・庫裡の建物内をご案内する内部拝観は、
  5月3日(土) ~ 5月18日(日) まで
  午前9時半~午後3時半(12時~1時昼食)
  拝観の事前申し込みの皆さまは、この限りではございません。寺務所(0261-22-0377)へお申込み下さい。
本年の内部拝観は、ドウダンツツジの開花に合せ例年より若干遅く致しました。
観光ボランティア共々、皆さまのお越しをお待ち申しております
写真は、4月13日現在の桜の様子です。まだまだ蕾は固く例年通りか若干遅れ気味です。4月下旬、昭和の日以降から見頃ではないかと思われます。
随時、ホームページ上で、開花状況をお知らせ致します。

チャリティーコンサートが開かれました

(記・2008年4月17日)

去る4月11日、霊松寺研修会館KARYOVINにおいて、第38回チャリティーコンサート『詩と音楽と共に』が開かれました。
今回は、東京でご活躍の中島はるみ(ソプラノ)さんをはじめ、松本・伊那他県内で活動されている皆さまにより、ピアノ独奏を交えながらバロックから現代まで、『詩』に重きをおいたコンサートでした。
写真は、中島さんよりプレゼントの本を差し上げる一コマです。
なお、今回の会費・バザー売上金は、133,475円で、SVAを通じ「アジアこども募金」「バングラディッシュ・サイクロン災害支援金」に寄託致しました。
第1回からの総額は5,713,321円となりました。
皆さまのご協力に感謝申し上げます。
次回、第39回チャリティーコンサートは、10月10日(金)の予定です。

うたと朗読『遠い空の下の故郷』公演

(記・2008年3月15日)

去る3月8日午後2時より霊松寺会館においてNPO現代座による、うみと朗読『遠い空の下の故郷』が公演されました。
穏やかな天候に恵まれ多数の方が来場されました。ハンセン病について関心をお持ちの方や、初めて体験談に触れられる方など、来場のきっかけは様々な様でした。
朗読が進むうちに、その非人間的な患者さんへの扱いの内容に、会場からはハンカチで涙をぬぐう姿が見受けられました。
私たちが、記憶から忘れ去ることが無い様に語り継がねばならないでしょう。
「国の政策が、悪いのは当然として、無関心でいた私たちも、その政策に荷担していたことを忘れてはならない」との作者・木村 快さんのことばが、重く心に響きました。

林道開通しました。

(記・2008年3月15日)

春のお彼岸(3月17日~23日)に合わせ、県道から霊松寺へのアクセス道路(林道)の除雪が終わりました
墓地のお掃除、お参りが出来ます。対向車有り!! 車の運転は、慎重に・・・。
また、春の観光へ向けての準備が始まります。しばし清掃・準備状態が続きますが、内部拝観等の予定は、決まり次第、当ホームページにてお知らせ致します。

NPO現代座公演『遠い空の下の故郷』公演

(記・2008年2月10日)

ご縁を頂き、知り合った現代座の公演を霊松寺会館で開催することになりました。
元ハンセン病の患者の皆さんが、どんなに過酷な経験をされたか・・・。
何も知らなかった我が身を恥じ入ります。ハンセン病の患者になった事により隔離されてしまった方々・・・。
故郷を思いながら亡くなった多くの方々・・・。

薬害HIV、C型肝炎被害の皆さん。日本には何故、国が関わる理不尽な事が多いのでしょう。
是非、ご来場下さい。詳細はこちらの公演パンフをご覧ください。

謹賀新年

(記・2008年1月1日)

皆さま、お健やかに新年をお迎えの事と存じます。
本年が、争いなく、すべての人々がほほ笑み、慈しみ合える年でありますよう、
皆様のご家庭が、平穏でありますようお祈り申し上げます。

当ホームページも開設以来、3年が過ぎました。
大勢の皆さまからアクセスを頂き、各種の情報を提供させていただいております。
住職多忙につき小回りが利かず何かとご不便をおかけいたしておりますが、
昨年12月には、reishoji.jpのドメインを獲得することが出来ました。
これを機会により一層ホームページ内容の充実を図りたく存じます。
(方丈の間の「和尚のひとりごと」がスタート致しました。)
今後ともよろしくお願申し上げます。